ケトジェニック食

ケトジェニック食について

「ケトジェニック」とは、「ケトン」を「生み出す」という意味を持ちます。

体内のブドウ糖が少なくなると、脂肪が脂肪酸に分解され、肝臓でケトン体へと転換されます。

ケトン体はブドウ糖の代わりにエネルギー生産の燃料として使われます。

血中のブドウ糖濃度が低くなると、肝臓に蓄えられたグリコーゲンからブドウ糖が作られ、グリコーゲンが枯渇すると、肝臓はアミノ酸からブドウ糖を合成することで、血糖値は正常に保たれます。

赤血球を除く全身の細胞の主なエネルギー源は脂肪酸から生成されたケトン体に切り替わっています。

つまり、ブドウ糖の原料である炭水化物の摂取量を減らすことで、ケトン体を燃料としてエネルギーを生産する「ケトン回路」が働き出すのです。

細胞のエネルギー生産を「糖」のみではなく、「糖とケトン体」のハイブリッド燃料で行うことにより、遺伝子に組み込まれている健康維持のスイッチを次々にオンにしていきます。

脂質を主要燃料として使うことで、ケトン体が媒介する細胞の自浄作用により、若さと美しい身体を自然に手にすることができます。

「ケトジェニック食」とは、炭水化物の摂取を抑え、高脂肪の食材を中心に食べていく食事法です。

現代人のライフスタイルは、糖の代謝能力が低下させており、慢性病はほぼ糖代謝障害を原因として起こっています。

脂質中心の食事を行うことで、エネルギーを滞りなく生産していきましょう。


摂っていく食材

糖質の含有が低く、脂質の含有が高い食材を積極的に摂っていきます

またココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸はケトン体に素早く転換されます。

中鎖脂肪酸のみを抽出したカプレオは最もケトジェニックなオイルで知られています。

  • オイル(ナチュレオ、VCO、カプレオ)・脂肪(牛脂バター、ラード)
  • 動物食(肉、内臓、卵、魚介、乳製品)
  • 低糖質な果物(ベリー系、キウイ)
  • 葉物野菜

注意する食材

  • 穀物、穀物を使用した炭水化物加工食
  • 甘いフルーツ
  • 根菜
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